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2026.03.22研究

生体内の硫化水素及び結合型イオウ(Bound Sulfane Sulfur)の新規測定法を確立した研究成果がJournal of Chromatography B誌に掲載されました。

硫化水素やその酸化体である結合型イオウは、生体内でさまざまな生理機能に関わることが知られています。そのため、生体内におけるこれらの濃度を正確に定量することは重要です。本研究では、硫化水素および結合型イオウ由来の硫化物を、p-フェニレンジアミンとの反応で生じる蛍光物質チオニンとして蛍光検出HPLCで測定することにより、簡便かつ高感度な定量法を開発しました。この手法はヒト血漿にも適用することができ、今後、硫化水素や結合型イオウの体内動態や、それらが担う生理機能の分子メカニズムの解明に役立つことが期待されます。

K Arai et al. Journal of Chromatography B

https://doi.org/10.1016/j.jchromb.2026.125030